「CHANGE」のキムタク総理が鼻につく理由
キムタクさまの「CHANGE」が、15分拡大?とかなんとかいっていたようなので、最終回なのか?と思いきや違いました。また誤報を垂れ流すところでしたが、未遂に終わったのは拝見したからであります。
久しぶりにキムタク総理を拝見しましたが、いやはやキムタク臭ぷんぷんで笑えますね。しかし内容的には今回は全く笑えない内容で、キムタク総理が巨大な既存の力に潰されようとしており、さらにキムタクが小児科医を増やすとかなんとか言って予算を通そうとしているそのきっかけになったお子さまが亡くなったりしました。
で、キムタクお得意の声を殺して泣く演技。いや、あいかわらず絵になるんですよ。絵になるし、上手いと思うし、この脚本で他の俳優やアイドルが主演したら、悲惨極まりないと思いますですよ。でもなあ。
皆さん、キムタクに頼りすぎですよ。仕方なく、キムタクもキムタク臭で演じるしかありません。この「CHANGE」は、週刊誌や多方面でさんざんな言われようですが、その中でワタクシが一番面白かったのはスピリッツ。
「スピリッツ」の中には、超ながーく続いている連載「気まぐれコンセプト」があります。あのホイチョイ・プロダクションズが連載しているのですが、よくもまあ、内輪ネタというか業界ネタで毎週毎週書くことがあるな、というくらいがんばっております。広告業界全盛期ならいざ知らず、博報堂が大きく電通さまに引き離されたいま、広告業界に憧れるバカな学生がいまだ多いとしても、母集団が大きくなければ業界ネタでは盛り上がれないもんなんですね、ふつう。
で、その「気まぐれコンセプト」の「CHANGE」ネタですが、以下のようなものでした。
・35歳のキムタクが首相になる話だけど、こんな難クセをつける視聴者が多い。
「いくらなんでも35歳で首相はないんじゃないの?」
・これについてフジテレビは鉄壁の言い訳を用意している。
「そんなことはありません。リビアのカダフィは27歳で革命議長になってますし、」
・「キューバのカストロは31歳で首相になっていますし、中村雅俊は27歳でゆうひが丘の総理大臣になっていますし、」
・「宮内淳は29歳であさひが丘の大統領になっています。」
最後の二つはなに?
ぷくくく。久しぶりに笑いましたね。少し前のスピリッツですが。
で、そのキムタク、先日の「人志松本のすべらない話」ゴールデン版で、千原ジュニアがこういう話をしておりました。
「笑っていいとも!のスペシャルで、『CHANGE』チームが優勝して、その代表の木村拓哉さんがさらに挑戦ということで、テーブルクロス引きをやることになったんですけど、生放送で時間がない。スタッフはもうみんなグルグル手を回してまいている。それで、テンカウントが始まったんですが、10、9、8、7…ときても木村さんはピクリともしない。5がカウントされても動かない。3になったところでやっとアクションが始まって、テーブルクロス引いたら、見事成功で、放映終了。カッコエーと。さすがキムタク」とのことで。
ちなみにこの話、NHKで板尾がネタふられて、テンカウントからびくともしないので、長考しているのかと思いきや、そのまま放送終了になった。ただの放送事故ですわ、というオチでしたが、ワタクシ的には千原ジュニアは嫌いなので全く笑えませんでした。
まあしかし、キムタクのエピソードはワタクシ的には面白かったわけで。つまり、ボーリングなどをさせてもそうですが、キムタクはストライクを出すんですね。スターに失敗は許されないのでしょうが、それでもあのスターのスターたる数々の逸話は神に愛でられていると言ってもいいくらいで、何をやってもサマになるから怖い。
「ギャッツビー」のCMの初期バージョンの、音楽に合わせながらご機嫌に踊るキムタクを見た時も、「まあ、ただ踊ってここまでサマになる人間もいないわな」と思ったものの、その後のバージョンを見た時は驚愕しました。
匂い消しなのか香水なのか、ギャッツビーのスプレー缶を、キムタクがちょっとおどけながら、シャツをはだけてシューっとスプレー。きもちいーっっという顔をするのだけど、そのギャグ半分、かっこよさ半分のあんばいが、すごいわけですねえ。
いまだ根強い「キムタクはワキガ」という都市伝説さえ、このCMのためにあるのではないか(笑)と思えるくらいのものです。
が、そのキムタクのよきあんばいが、「CHANGE」では、うまく回ってませんなあ。キムタク臭だけがぷんぷんです。まあ、それを出さないと、突拍子のない物語と脚本では、何の取り柄もないドラマになってしまうので、キムタクの恐るべきカンでそう演じているのかもしれませんが。
さて、そのキムタクが一発で成功させたテーブルクロス引き。映画「花より男子 ファイナル」の番宣で、松本潤くんが挑戦いたしました。ワタクシ、マツジュンには甘いオバサンですが、クロスを引く前のマツジュンの腰の座りを見ておりますと、とてもとても無理、と悲しくなっておりました。
そのワタクシを待たせたまま、途中にCMに入ること4〜5回(CMまたぎについては、テレビ局はちょっと考えたほうがいいですな)。引っ張りに引っ張った揚げ句、クロスを引いたマツジュンは、なんと成功させたのです! 生放送ではないので、ある種の疑念というのは残るものの、まあヨカヨカ。
ジャニーズのトップクラスのスター性というものを再認識するとともに、ワタクシ的には、マチアキの隠し芸がたいしたものでなかったのだ、という事実を確認しましたね。「CHANGE」は来週、最終回前編?とか。引っ張りまするなあ。
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