どこもつまらない番組しかやっていなくて、総力を挙げて考えた大晦日の特番がこれかと(総力を挙げたかどうか知らんが)、悲しくなりながら、仕方がないので紅白を見ることに。
今年は中居くんと鶴瓶師匠が司会ですが、鶴瓶師匠、終始、話が大阪テンポでベタ&長いため、ただでさえ仕切りでキーっとなってしまう中居くんに、「次行きます」と冷たく突き放されていました。中居くんはフジテレビがやっているボーリングをしながら新番組を紹介する特番の司会を一人でやっていたりしますが、あの時も出演者に「ここでストライク決めてもらわないと番組的にどうのこうの」とか「皆さん、盛り下がってますよ」とか「スターはストライク出すもんですよ」とか言いながら、腕時計を何度も見て、番組の雰囲気をどんどん盛り下げます(笑)。シラーって感じになるんですよ。挙げ句の果てに、最後は司会者である中居くんがボーリングでストライク出したりするんですね。ま、スターだから仕方ないけど(笑)。
てなことで、ワタクシは中居くんは頭の回転は「スマップでは」早いと思うし、野球に絡む番組だとなかなか面白いし、嫌いではないんですが、皆さんが言うほど、司会業として優れているとは思いませんね。
で、本日は、噂の倖田來未がご出演ということでリハーサルでは鶴瓶が「突っ込む」などと宣伝モード入っておりましたが、これに騙されるほど皆さんバカではない(笑)。一応、倖田來未の箇所は見ましたが、曲紹介は中居くんだったものの、歌に入る前の接触なし、歌が終わった後は、鶴瓶師匠が中居くんのほうをじーっと見ながら「かわいかったな、かわいかったな」と(紅白ということで慎ましくしている鶴瓶師匠にしては)しつこくふってはみたものの、中居君「すばらしかったですね」とサラっと流してました。
ちなみに、今回の中居くんちデートでぬかれた前に噂になった時は、直後あたりの「うたばん」で共演してましたが、倖田來未が明らかにおかしかったですね(笑)。もともと気取らない雰囲気で売っている彼女ですが、すっかりオンナノコになっとりました。でも、わかるなあ、その気持ち(笑)。好きな、つきあっている相手の前でいつもの調子を出せるまでになるには、かなり時間かかるんですよね。
そんでもって、もはやどうでもいい小林幸子の衣装ですが、いつも疑問に思うんですが、あれって衣装って言うんですかね。セットと言ったほうが正しいのでは? 遊園地とか動物園とか観光名所にある、パンダとかが描いてあってそこから顔を出す板、ありますよね。あれに近いと思うんですよ。ですから、小林幸子が好きでやってるからいいんですが、本当はNHK持ちで舞台美術がやるべきことを、なぜか自分で自腹を切ってやっているというバカです(笑)。前にドキュメンタリーであの衣装を作る過程を見ましたが、そりゃもうキーキー言ってすごいですよ。値段も高いし、もちろん自腹です。バカだねえ。
その小林幸子の衣装に対決したのが、Gackt。NHK大河にアヤツが出てから、本当の大河ファンは見るのを止めたと言っておりました。ぶっ壊しだと(笑)。しかし、こうして紅白でわざわざ衣装を着て出てきて、周りにも雄叫びをあげる侍衆を配置するところを見ると、ファンがいるのであろう。しかし考えたら、プラスマイナス・ゼロだと思うんですがね、大河ファンの増減。話題性があるから、怖いもの見たさの一見さんが増えるんですかね。
小林幸子が舞台装置だとすると、ギリギリ衣装であり、いちばん派手だったのは、浜崎あゆみですかね。マリーアントワネットもビックリというキューっと腰をしぼったドレスで、一人では歩けないくらい広がったドレスです。台の上か何かに乗っていたかもしれませんね。美しかったんですが、やはり年をとったなあと思っちゃいました。胸をこれ以上ないほど、寄せて上げてたのも超違和感。
次は本格派の歌唱力勝負の方々です。徳永英明さまは「恋に落ちて」だったんですが、いつも思うんですが、「I'm just a woman」のところ、なんでいきなりジャズ風というか格好つけふうというか、ああなるんでしょうな。ワタクシは徳永さまのファンですが、あそこまでしっとり歌ったのなら、最後までしっとり歌ったほうがいいような。あそこでビックリしちゃいますよ。
面白かったのは平井堅です。「哀歌(エレジー)」を歌ったんですが、思いを詰め込むのはいいんですが、ブレスの箇所で、恐ろしい「ギュフウーーっ」という息を吸い込む音が!! 今まで平井堅の歌で、息継ぎの音を聞いたことがなかったので、聞き間違いかと思って落ち着いて聞いてみたものの、あと数回ありましたね。エセ歌手でも息継ぎの音は聞こえないですから、よほど何か間違いがあったのか。それとも、平井堅はいつもこういう音がしているが、音響がカットしているのか。謎です。これも怖いっす。
しかしこの「哀歌(エレジー)」、オンナとつきあったことがないと書けない曲だと思って、平井堅なのにおかしいな(笑)と思っていたんですが、よく考えてみたら、平井堅だから書けるんですね(笑)。オンナ役なんだな、きっと。
そして中村中(アタル)です。彼女は男ですが性同一性障害で苦しんできたとのことで、その苦しみが音楽になってほとばしって出ている感じです。前に「金曜日のスマたちへ」に出て、ドキュメンタリー風に彼女の半生を紹介しとりましたが、泣けたのは、彼女がお母さんに真実を告げようとしたところ、お母さんが「そんなこと、わかってるわよ」と言ったというんですね。ずっと一緒に暮らしているのだから当然だと。
その中村中をデビューさせた人物が言っておりましたが、彼女のデモテープを聴いた人間は全員が号泣したそうです。つまり号泣率100%だったそうで。確かにこの「友達の詩」は何度聞いても鳥肌が立ちます。彼女が15歳の時に作ったのですが、その行き場のない思いが恐ろしいまでに出ている。しかし彼女、今日は珍しく緊張していたようで、何度か声がうまく出ていない箇所がありました。紅白恐るべし。
天童よしみと北島さぶちゃんはノーコメントで(笑)、中島美嘉ですが、「LIFE」はいまいちうまく歌えないようですね。でも安心したのは、ふつうの人になっていたこと(笑)。病的だった顔色、痩せ方がマシになっとりました。ひょっとすると、キョンキョンの元ダンナと別れたかな。
ほんでレコード大賞、コブクロの「蕾」です。これはテレビドラマ版「東京タワー」の主題歌でしたが、本当にいい曲です。コブクロの他の曲が好きだという人が多くて不思議なんですが、この曲がなんといってもシングルカットでいちばんでしょう。真面目に震えがきます。テレビドラマでは、速水もこみちがリリーフランキー役をなかなか好演していたので、今でもこの曲を聴くと、速水もこみちがパブロフの犬状態で出てきます。しかしこのコブクロ、「チャゲ&飛鳥」とも違うし、「狩人」とも違うし、もちろん「あのねのね」とも違う(笑)、不思議な存在ですね。
で、今回、ワタクシがいちばん感動したのは、「ハナミズキ」でした。一青窈は早くあの根性ワル女から小林武を奪えばいいのですよ。ワタクシは妻になる前からあの妻が嫌いです。下手したら、小林武ははめられて出来ちゃった結婚の可能性もある。ああいうオンナが怖いんです。ちなみに、ワタクシはなぜか一青窈の不倫騒動が表沙汰になる前に、この話知っておりました。ですので、彼女がうまくいけばいいなあと思っておるのですが。
「ハナミズキ」は9・11テロの時にニューヨークにいた友達のために作った曲らしいですが、いい曲ですね。「君と好きな人が百年続きますように」何度聞いても涙チョチョ切れます。NHKらしく手話の団体が出てきたのはいかにも世界平和ってな感じでウザいんですが、最後に一青窈がマイクを置いて、上のフレーズを手話で歌ったのには単純に感動しました。
歌唱力部門は以上で終了で、最後は秋川雅史「千の風になって」。「週刊新潮」に同じプロのクラシックの歌い手から、「彼はテノールではない」と言われていた秋川。確かに、素人が聞いても疑問に思いますわな。ちなみに、ピアノバーやらジャズバーで、「千の風になって」を歌手が歌っているのを聞いたけど、秋川より千倍いい。
その秋川、なぜここまで人気が出るかというと、それは氷川きよしくんと同じ要因だそうで。つまりおばさまファンががっしりついたということらしい。放送作家の山田美保子さんが雑誌連載で「彼らに共通しているのは、おしりの線がぴっちり出るパンツをはくこと」と書いていたのをナルホド!と手を打ちながら見たワタクシは、こんなチャンスはないとばかりに二人を観察しましたが、どちらもジャケットが長くておしりを見られませんでした。無念。
ということで、あいもかわらずナンノヘンテツもない紅白であり、去年のようなハダカもなく、鶴瓶も最後までズボンを脱がず、つつましやかに終わったのですが、よーくわかったことはスマップは歌が異常に下手だということですね(笑)。いやーひどかった。口の動きを見ているとジャニーズお得意の口パクのようにも見えましたが、紅白でそれは許されないだろうと思うのですがなあ。「弾丸ファイター」のCDを聞いたことがないのでわからんのですが、天童よしみからドリカムまで並み居る歌唱力抜群の方たちに続いてだったので、浮きまくってました(涙)。ま、スマップだからいいんですけどね。
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