「プレミアA」に中田英寿登場!オトナになりましたなあ、ヒデよ。
「プレミアA」に中田英寿登場。ドバイの砂漠に滝川クリステルが飛び、砂漠のど真ん中に不自然に絨毯をしいて車座対談です。そして、これまた不自然に同じラクダを二頭ひいて現地人がセットの前を往復するのが笑いを誘います。あれは、いらないんじゃないかな(笑)
驚いたのは中田英寿がおのすごく穏やかになっていること。以前のイライラした雰囲気はみじんもなく、質問にも丁寧すぎるくらい丁寧に答えます。彼はここ1年少しで46カ国をまわったとのことで、日焼けして髪ものび、確かに旅人っぽい。
「自分探しの旅に出る」と言ったときには、なんじゃ、そりゃ、いい年して夢見る夢子ちゃんかよ、カネあるっていいな、とはっきり言ってせせら笑いました。そもそもワタクシは中田の運動能力には敬意を表するものの、村上龍と共著で「文体とパスの精度」とかいう書籍まで出版してしまう、あの自分に酔った姿が恐ろしく嫌いでした。
アンタ、田舎の高校生の時、キャプテンとしてインタビュー受けてたの、めちゃくちゃ生真面目な兄ちゃんやったやん? しかもあか抜けなかったし。それがにわかにJリーグデビューしちゃって、ヘンテコな草履はいたファッションで格好つけて空港に現れたり、超高級家具ブランドのカッシーナのベッドやイスを愛用してるとか、見ているこちらは恥ずかしいくらいのニワカファッションリーダーになっちゃいました。で、村上龍と文体とパスの精度、です。キャー、恥ずかしいー(笑)
で、本日は視聴者からのいろんな質問に答えたんですが、「結婚願望はありますか」というものに、「結婚という形態にはこだわっていない。一緒にいたいな、と思う人と一緒にいることはあると思うけど、結婚してしまうと男女の間の緊張感がなくなってしまう。長続きするためには緊張感は大事だと思う」と言っておった。ここで、安藤優子キャスターが、「動物も餌付けされると野生を失うと言いますからね」とわけがわかるようなわからないような微妙なことを言う(笑) 中田、苦笑。
「いままでの旅にいくらかかりましたか」という質問には、「僕もよくわからない。会計士じゃないと」という中田に、滝川クリステルが「教えてもらえないんですね」という鋭い突っ込み。「いや、ホント知らないんです。会計士じゃないと」と困惑する中田。いいねえ、いくらかかったか気にしないで旅行できるって。タキクリ、珍しくよい取材。
「またサッカーに復帰することは」という質問には「基本的にはないですね」という中田。「基本的には、ということはあるかもしれないということですね」というタキクリ。強気の突っ込みです。中田は「なにがあるかわからないので100%ないとは言えないですね。40になってから復帰するかもしれないし」と言っておりました。
ふーむ、前にそれこそ村上龍と特番をやっていて、サッカーについて語っている時に、特にサッカーにこだわっていないという文脈の中で、「たとえば、こういう浜辺にサッカーボールが転がっていたとしたら、やっぱり蹴らずにはいられないけど」と言っておった。限りなく顔がデカいリューは、「なるほど、わかるな」とかもっともらしく夕暮れの浜辺で頷いておりましたが、それを見ていたワタクシは「ただ単にサッカーが好きだ、と言えよ、こらっ」とテレビに向かって罵声を浴びせていました。こういうところがイヤなんですね、村上リューズバー。
でも今回の中田は違いましたよ。すっかり憑きものが落ちたみたいになっていて、「こうやって世界をまわることでサッカーの大きさを改めて知った」と言っていました。
で、「なぜ旅をしているのか」という根本的な質問には、「世界がどういうものか見てみないと、自分が何ができるかがわからない」という答え。素晴らしい。壮大なマーケティングですね。マーケティングと言っちゃうと矮小化しちゃいますかね。
そして、旅をして感じたことを「世界はパズルみたいなものだと僕は思いました。あるところのピースがなくて、あるところにはピースがある。何かが豊富にあるものを、何かが足りないところに持って行く。そういうことができれば面白い」と言っておりましたが、タキクリ反応なし(笑) こういう基本中の基本というか教科書に載っていそうなことでも、実際に世界中歩いて、自分で確かめて、考えて、そう思ったという言葉は重いとワタクシは思いますがね。
中田ヒデ、いい顔してましたよ。食事を一人でするのが寂しいと言っていましたが。ワタクシは彼の現役時代、いくらもてはやされようと、ああいう格好付け、つまりサッカーが好きなクセに好きでもないけど今はやっている風な態度が嫌いで、イチローとともに敵視しておりましたが、両者とも、いい感じになりましたねえ。ま、嫌い、嫌いも好きのうち、と言いまして、嫌いだという理由を人に話して回るために、他人よりも中田ネタを凝視していたワタクシですから、そもそもやはり無視デキナイ存在なのですなあ。
プレミアAは今日はその他、斉藤ゆうちゃんのキャッチャーとの秘話もあり、なかなか面白かったです。この話はまたのおりに。
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コメント
遅くにすみません。まだブログ読んでいないのですが、あまりに腹が立ったことがあったので、報告する次第です。実は弟がある映画会社のプロデューサーをしていて、某人気(あるらしい)刑事ドラマの制作に携わっていて、「みんなに宣伝してよ」なんて言われていたので、その撮影風景(大したことない画像)をブログに載せていたところ、「なんてことしてくれたんだ、僕の断りもなしに、あんなプライベートフィルムを!」と怒りの電話。これってそんなに問題なんですか?隠し撮りとかでもないし、まあ早速削除しましたけどね。それともプロデューサーってそんなに偉いと勘違いしている人種なんでしょうか?。身内のものに対してそのものいい、誰にも言えないので、ドロシーさんに聞いていただきたくて、すみません。
投稿: ストー | 2007年10月 8日 (月) 00時50分
>ストーさん、どうもですう。
24を見ていたのでこんな時間になってしまいまして、ふと寝る前のメールチェックをしたらストーさんからの憤懣やるかたない書き込みが(笑)
あれですね、その写真がどういうものかはわからないけれど、俳優さんや女優さんが写っていたら、プロデューサー的には困っちゃうでしょうね。みな、彼らは肖像権を管理されてますから、まあ道で撮られたとか、見学者を入れて撮られたとかなら織り込み済みだけど、プロデューサー方面から出たとなると、弟さんとしては周りに対しても示しがつかんでしょうね(笑)
ストーさんはよかれと思ってやったので納得できないでしょうが、番組宣伝用の写真なども細かく管理されていて、出すものは決まっているような時代なので、弟さんとしては、困ったってなことでしょう。これが力のないADレベルがやったとなると、クビかも(笑)
文字の世界だと、オフレコと言われたことを出せば、信用問題になりますが、ちょっとニュアンスは違うものの信用問題という点では同じでしょう。
最近は皆がブログ持ってるんで、怖いんですよねー。
いきなり怒鳴られて、お怒りはわかりますが、まあここは弟さんの職業も理解しつつ、ごめんね、と言ってあげてください。
ちなみに、プロデューサー、偉いですよ(笑)
投稿: ドロシー | 2007年10月 8日 (月) 04時35分
ありがとうございます。眠剤がっつりのんで、今起きました。やはり頭にきていますが、ドロシーさんのお話しをうかがって、そういうものか、となんとなく理解しました。しかしものには言い方ってもんがあるだろうと、彼の傲慢な発言にやはり腹がたってます。つまらなぬことをおききしてすみません。また寝ます。ありがとうございました。
投稿: ストー | 2007年10月 8日 (月) 07時50分